さて肝心な「掲載店の決定方法」です。
何故この店が選ばれ、あの店が選ばれなかったのか・・・
ラーメン好きの方なら、きっと疑問を抱いていることと思います。
それは以下のような方法で決定していきました
まず、「評価の対象」となる候補店を選定していきます。
老舗店、定番の店、話題の店、気になる店、新店等々、
県内各地からメンバーに自由に提案してもらいました。
結局この段階で150店以上が提案されました。
各地区のメンバーがおすすめする店ですから、これだけでも
けっこうなレベルの店が並んでいることになります。
そして県内の東西南北各地に散らばったこの店を
メンバーに順次食べ比べてもらうわけです。
もちろん全部食べてもらうのが理想的なんですが、150店では
1日3杯食べても50日かかるわけですから、常識的な限界はありました。
ちなみに実際に食べた店の数ですが(掲載店最終決定の段階で)
僕、黄麺がトップで145店でした。今までの食べ歩きの積み重ねの結果ですが
一応、長老としての責任は果たしているわけです(笑)。
次はまめきちさんの131店、もとろーどさん113店、それにともりんさん105店、
げいちさん103店と続き、残る他のほとんどのメンバーも90店台と言う高レベルでした。
自分の地元の店だけでなく、候補店となるような県内の店を100店近く食べるというのは、
かなりの労力と時間を要します。それを敢えて実行するのが食べ尽くし隊の使命なのです(笑)。
もちろん数多く食べればいいというものではありませんが
比較するものが多ければ、その分、評価に客観性が出てくるのもまた事実です。
例えば県北で自分が一番と思う店だとしても、県南や県西と食べ比べてみなければ
その店が県全体でどのあたりに位置するのか、個人の中でさえ確定できないのです。
もちろん各メンバーに好みはあるわけでですから、
さらにそれを客観的なデータにしなければなりません
そこで「第一次選考」としてその時点で食べた店を、◎○◇□△×で6段階に評価してもらいました。
各記号の意味は以下の通りです。
◎・・・茨城のラーメン本である以上この店は欠かせない(新店含む)
○・・・ラーメンマニアとしての客観的立場から50店には入る(or入れるべき)でしょう(新店含む)。
◇・・・50店には微妙だけど新店・未掲載店だからラーメン本的に紹介する価値がある
※◇と↓の□の差は微妙ですが、出版物である以上、
同じようなレベルなら新しい情報の方が優先すると考える。
□・・・掲載店で過去に食べてOKだと思っている。その味が落ちていないと
最近食べたメンバーが判断するならOKと言う感じ。好きだったけど
時間的に再度食べに行っていられないと言う場合も含む。
△・・・新店であれなんであれ、微妙な店。かと言って掲載レベル以下
と言いきってしまうのにも抵抗がある。もしくはラーメンマップ掲載店だけど
自分としては不本意だった店(今は掲載レベル以下と考えるなら当然×)。
×・・・掲載レベル以下(店がダメと言うわけではない・あくまでラーメン本としての評価)
さてこのように評価されていった店をエクセルで表計算処理していき、
メンバーが実食して報告された評価を随時入力してメンバー間で細かく検討していきました。
もちろん今回は時間が制約されていましたから、どんどん取材に入らなければなりません。
まずメンバー全員の評価で◎が80パーセント以上の店は、どんどん取材に入ってもらいました。
この段階でその数は20店くらいだったでしょうか。
さて問題はこれから先です。インターネットが一般化したこの時代、
茨城県内でうまいラーメン店を上から20〜30店あげろと言うなら
ラーメン好きでネット環境にある人なら、誰が選んでも可能だろうと思います。
問題はその先の店をどう選んでいくかなんです。
そこで、このように記号で大まかな評価をしてもらった店の各評価を
◎=90点 ○=80点 ◇□=75点 △=65点 と言うようにすべて点数化し
各メンバーがその点数を微調整してもらい(◎でも85点、○でも85点ということにもなる)
その評価の平均点を小数点2位以下まで算出〜考慮して選定していったわけです。
もちろん評価数が一定以上(評価数12人中8人以上がボーダー)が対象です。
当然70点から80点は激戦区となります。最終的にはメンバー1人の高評価or低評価で
不公平な結果にならないよう、最高点と最低点を抜いて、再評価したりして
客観的な結果が出るよう、かなり苦労しました。こうして、各メンバーの食べ歩きの
経験を軸に、細かく点数化していって、選んでいったのがこの本の掲載店だったのです。
つづく(笑)。
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